日本各地で創作活動に取り組むクリエイターが一堂に会し、オリジナル作品を展示・販売する、クリエイターの祭典「 HandMade In Japan Fes ( ハンドメイドインジャパンフェス )冬 2020」に参加してきたので、皆様に共有いたします。今回は2回に分けて、来場したかったけど参加できなかった方、行ってみたいけどやっぱり不安だったり、展示を周るコツや楽しみ方を知りたい方、一度出展してみたいけどどうしても不安な方向けに、私の目線でお答えいたします。
私は、展示会の主催3回、小規模なグループ展への参加は数回したことはあるものの、このような大型のグループ展には出展者としては参加したことがありません。実は今回少し出店側としての参加も悩んだのですが、どうしても準備や店番などなど考えると、もう一歩を踏み出せませんでした。
そんな背景もあり、来場者として大型展示を効率よく楽しみつつ、実際に出展者となった場合マネしたい対応など意識して回ってきました。
今回の記事は出展希望の方向けにHandMade In Japanの出展方法から、お客さんが喜ぶ対応と人気店の特徴を丁寧にご紹介いたします。
HandMade In Japan についてや、 HandMade In Japan Fes 冬 2020の様子、来場する際のコツなどは下記の記事をご覧ください。
この記事の内容
【結論】 HandMade In Japan Fesへの出展はありか?メリット・デメリット
結論としてはかなりありだと思います!
もちろん出展をしていない私個人の意見ではありますが、
メリットとしては、 見込み50,000人の来場者数、多くの作家さんに出会う機会、良心的な出展料金、ビックサイトのフェスに出展したという実績の4つが非常に大きいかと思います。
また、ブースのサイズや雰囲気的にも初心者の方が参入しやすいイメージを持ちました。つまり私でもあなたでも出展できる!!!
デメリットとしては、全体的に安い設定の商品が多いため売り上げを伸ばすことが難しいかもしれない、備品の準備はすべて自分(レンタル有)、作品のテイストが被る可能性があるの3点かと思います。
しかし、自分の工夫次第で人気店にもなれます!個性も出せます!
では、詳しくご紹介しますね。
HandMade In Japan Fesへ 出展方法
申し込み方法 (2020年の場合の申し込み期限記載)
Creema作家(Creemaにてクリエイター登録済、販売作品を5点以上出品必須)は先行申し込みが可能です。
2020年の場合8月20日に案内があり9月22日まででした
※通信状況などの関係でご案内日程には個人差がある場合も予想されます。
もちろん、 Creema に出品をしていない一般の方も申し込み可能です。
2020年の場合10月16日に案内があり11月16日まででした
※通信状況などの関係でご案内日程には個人差がある場合も予想されます。
最終としてキャンセル待ちの募集もあるので、来年申し込みが間に合わなかった方もサイトを再確認すると良いかもしれません。
申し込み後Creemaさんでの審査になり、合否の連絡があります。
申し込みの申請も特設サイトからできるため、難しい点は特にありませんでした。下記にご紹介しているカテゴリの選択や、個人情報を入力すれば基本的に大丈夫です。
合格された場合は、出展費を1週間以内にお支払い、無事出展決定となります!
申し込む際の出展カテゴリ
・マーケット(展示・販売)
・ワークショップ
・ライブペインティング
・ミュージック
・パフォーマンス
・フード(調理を伴わないフード)
・フード(調理を伴うフード)
ご自身のご希望に合わせてお申し込みください。
料金について
こちらは、2020年マーケット(展示・販売)ブースの料金です。
個人的には、作家さん思いで良心的な料金に感じました♪だって、1人で50,000人(2020年見込み来場者数)もの方を集客するなんて不可能に近いし、この料金でこれだけの方と会えるチャンスがあると思うと。。。安い!!
ブースのサイズや、オプション(ブースを囲う木の壁など)がないためかもしれませんが、他の大型展と比べても高くはないと思います。
HandMade In Japan Fes人気ブースで嬉しかった対応5選
・実演をしている
指輪のサイズ調整や、手芸の制作風景、楽器の演奏などあると人が集まっていました。少し音が出たり、手元が分かりやすくできるとなお良いかもしれません!そして、なかなか見れない内容だからとても面白かったです。
・名刺やDMを置いている
名刺などあるとFes帰りや後日でもネットで確認できるためとてもうれしかったです。それに、素敵なお土産にもなりました。(私は素敵なDMを本の栞代わりにすることが好きです)
自分の名前やブランドを覚えてもらうためにも良いアイディアに思います。
・写真撮影OKの張り紙
もちろん、写真撮影をしても良いか聞くことがマナーではありますが、もし大丈夫なら撮影OKの張り紙があると助かりました。
理由としては、人が多いと写真撮影の許可をもらうだけで数分待たないといけないためついついめんどくさくなって写真をあきらめたブースもあったからです。もう一度来たいブースなど、ブース番号入りで写真撮ると後から便利なので、写真撮影OKの張り紙があると嬉しかったです!
また、写真を撮るということはそのブースに立ち止まるため、人が人を呼び宣伝になります♪
また、インスタのQRコードを飾っている方もいました。
・作品のストーリーを教えてくれる
HandMade In Japan Fes に参加するお客さんは、世界に1つの出会いにワクワクしている方が多いかと思います。
だから、作品を見ているとその作品の生い立ちや材料などストーリーを教えて下さる方にはとっても好感が持てました。こういった話を私が好きなだけかもしれませんが、きっと同じ思いの方も多くいるはずです!
・試食
食品のブースの場合になりますが、試食は多くありました。やっぱり、食べて決めたいというのが皆の共通認識ですよね。面白い食材や調味料などとっても楽しかったです。
HandMade In Japan Fesに出展する時に用意すべきもの5点
・看板(ディーゼルに立てかけてもGood)
看板があると、パンフレットを見ながら回っている時分かりやすかったです。Powertexでは看板やポートフォリオが簡単にできます♪
詳しくはこちらをご覧ください。
・ショップカード
サイズは名刺サイズでも、はがきサイズでも良いと思いますが、SNSや今回の場合はCreemaでのショップをお持ちの方は必ずURLを記載しましょう!出展しているということは、費用をかけて、宣伝もしているということなので、必須です。
・休憩用のイス
お客さんと笑顔で対話できるためにも休憩用のイスは必要だと思います。座ったまま対応されている方もいて、私は不快に感じませんでした。
ただ、お客さんが集まった場合は、臨機応変に立って接客した方が印象は良いかもしれません。
・立体で飾れる什器
人が多いと後ろから覗くことしかできず、平面に置かれている商品はなかなか見ることが出来ませんでした。また、什器を使い美しく飾ることで、販売数にも違いが出てくるかと思います。
ぜひ、お気に入りの什器を見つけてみてください。または、Powertexなどで自分だけの什器を作成するのも素晴らしいかもしれませんね♪
下記は、持ち運びに便利な什器の一例をご紹介します。
組み合わせ自由なシンプル什器はこちら
持ち運び楽々な段ボール型飾り棚はこちら
・大きめの布もしくはテーブルクロス
商品を持ち込んだスーツケースや、梱包材を隠すために大きめの布をご用意ください。テーブルクロスを利用して、机の下に荷物など人目につきたくないものを置くのも良いと思います。
備品レンタル情報
上記のものを揃えたいけれど遠方からお越しの方や、お持ちでない方はレンタル品も用意されています。下記の値段は1日のレンタル料金です。
テーブル 2,800円
イス 500円
2口コンセント 9,700円
詳しくはこちらを参考にしてください。(公式HPに飛びます)
什器などは用意がないのでお気を付けください。
過去にレンタルを経験した感想としては、通常レンタル品の送料や設置代もかかるため比較的良心的だと思いました。
備品をお持ちの方はレンタルの必要はないかもしれませんが、車でのお越しでは別途駐車場代1500円もしくは2000円必要です。
詳しくはこちら を参考にしてください。 (ビッグサイト駐車場HPです。)
ぜひ上手にご活用ください。
HandMade In Japan Fes 1人での出店も大丈夫か?
私自身1番懸念していた点です。個人で活動されている方は、どうしても不安ですよね。人を雇うと費用がかさむし・・・
その点も注意しながら見てきましたが、 実感としては1人での参加も可能です!
実際に お1人で参加している方は多く見受けられました。来場客でせかしている人も見ませんでしたし、対応に困っている参加者は見なかったです。
私自身不安だった疑問2点を下記にご紹介します。
トイレ休憩やブースを離れる場合は?
画像のように布をかけて休憩されている方がいて、こんなやり方があるのかと感心しました。
もしトラブルなどあったら?
困ったらお隣にヘルプを言いましょう。隣同士で名刺交換をされたり雑談を楽しんでいる参加者の光景もよく目にしました。本当に困ったら、お隣の方に勇気を出して声をかけるともしかしたら快く手を貸して下さるかも!?
まとめ
記事を読んでお1人でも、参加への不安や参加方法の疑問が解決されれば幸いです。私も来年は前向きに出店を検討したいです。
実際に出展すればその他の悩みや不安も出てくるかもしれません。しかし、やらずに悩んでも解決はしないはず!皆様一緒に新たな挑戦がんばりましょう。また出展経験者の方で、気を付けるポイントやコツがあればぜひコメントを頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。