Power print (パワープリント)について特徴からご使用方法まで分かりやすくご紹介いたします。ミックスドメディアにも優れていて、様々な応用が利くおすすめマテリアルです。内容はPowertex入門編になります。
・Power print パワープリントの特徴
・使用方法
・Power print パワープリントを使ったおすすめのアイディア3選
・Power print パワープリントの特徴
Power print パワープリントは、レザープリントをした画像を絵のように、キャンバス等平面の場所に転写できます。
Power printは乳白色のペイント素材で、乾燥後は透明・防水性質になります。乾燥前は水性のため、手などについてしまってもぬるま湯で簡単に落ちます。
※服に付くと落ちない場合があるためご注意ください。
インクジェットプリントの場合は、プリントの構造とPower printの相性の関係で画像がにじんでしまいます。では、詳しい作り方は下記をご覧ください。
・使用方法
写真を絵画作品にする場合の使用方法をご説明します。
- お気に入りの写真をレーザープリントします。(プリンターの機種をインターネット検索するとお使いのプリンターがインクジェットか確認できます。コンビニ印刷もレーザープリントです。) 印刷に利用する紙は、一般的な印刷用紙で結構ですがなるべく薄い紙の方が仕上げやすいです。写真専用の紙は適しておりません。
- ハサミを利用し画像の必要ない部分を切り取ります。手でちぎるようにしてもとても良い仕上がりになります。
- 土台となるキャンバスと用意した画像側が向かい合うようにして鉛筆等で枠を下書きします。キャンバスのその部分と、画像(印刷された側)にPower print を筆でまんべんなく塗ります。
- キャンバスと画像を向かい合わせで貼り付け、パレットナイフ等で空気を抜きます。この場合、画像が破れないように注意してください。また、空気を必ず抜いてください。
- ドライヤーを使い15分ほど(画像サイズによって変わります)乾燥させてください。必要に応じてアイロンをかけて頂いても結構です。
- 水に濡らしたスポンジを利用して、画像の白い部分のみをはぎ取ります。一度に全部取ろうとせずに、少しづつ取っていってください。画像のインク部分だけがキャンバスに張り付いた状態になります。
- キャンバスが湿っている場合は一度乾燥させてから、上からPowertexペイントやストーンアートを用いて装飾しましょう。アクリル絵の具や、レース素材、スタンプなどを重ねてミックスドメディア作品に向いています。
・Power print パワープリントを使ったおすすめのアート作品3選
1.看板の制作
乾燥後防水となるため、屋外への設置も可能です。あなただけの、お店だけの世界に1つの看板を作れます!その場合、ロゴや文字は必ず転写した状態で印刷するようお気を付けください。
2.お子様やペット、旅の思い出を作品へ
写真のままでなく一工夫することで、立派なアート作品となり部屋の雰囲気にも合わせられるので飾りやすくなります。また、ご両親やご友人へのプレゼントにも最適です。合わせて使わなくなったスタイなどを貼り付けても素敵な思い出になります。
3.立体作品を絵画作品へ生まれ変わり
ご自身でお作りに立体作品の画像を、絵画作品に落とし込むことも出来ます。いくつかの作品画像を合わせコラージュのようにもできます。自分の作品が新しい作品になる不思議な体験を楽しんでください♪