Powertexペイントについて特徴からご使用方法まで分かりやすくご紹介いたします。Powertex入門編です。
・Powertexペイントの特徴
・取り扱い色(2019年9月現在)
・使用方法
・YouTube参考動画
Powertexペイントの特徴
Powertexペイントは熱可塑性樹脂で、吸収性のある布や紙をペイントに浸し乾燥させると硬化します。
乾燥後は防水になるので、野外用のオブジェや看板の制作も可能です。手に付いてしまったペイントはぬるま湯と石鹸で簡単に落ちます。寒さには非常に強く完全に乾燥と硬化した後は-83度にも耐えられます。熱に対しても比較的強いのですが、太陽光が強く湿気が多い場所では少し柔らかくなる場合がありますが、寒くなるとまた硬くなります。基本的に、40度程度でしたら問題ありません。
オーガニック由来の素材で作られており、Reach及びAP法(詳しくはこちら)に認定されているため、お子様の口に入ってしまっても安心です。
※もし誤飲してしまった場合は多めの水を飲んで、何か異常がある場合は速やかに病院へ受診ください。
発色もよく、ムラになりづらい特徴もあります。絵画用のペイントとしても非常に優れています。
取り扱い色(2019年9月現在)
※画像は250㎖サイズです
・透明 ・アイボリー ・グレー ・ブロンズ ・テラコッタ ・グリーン ・ブラック ・イエロー ・レッド ・ブルー
各色混ぜてお好きな色を作り利用することも可能です。また、今後新色の登場も期待されています。
使用方法
オブジェを作る場合の使用方法についてご紹介いたします。
- Powertexペイントを使用する場合はよく振ってからご利用ください。 使用前に40℃程度のぬるま湯で湯煎いただけますとペイントが柔らかく伸びが良くなります
- プラスチック容器等にペイントを出してください。
- 硬化させたい布や紙、レース素材などをペイントに浸してください。つけすぎるとペイントが浮いてしまったりするので、全体にぎりぎりで浸る程度が理想です。また、使用する素材はポリなど合成素材が入っていると完全に硬化しない場合があるため、コットンなどを利用することをお勧めしています。
- Powertexペイントに浸した素材を土台に巻き付けます。
乾燥させるには大きさにもよりますが、24時間なるべく暖かい場所で保管してください。早く乾燥させたい場合はドライヤーをご使用下さい。 - 乾燥後Powertex専用の顔料もしくはアクリル絵の具で塗装ください。その他ミックスドメディアにも非常に優れています。
YouTube参考動画
ボトルリングの制作工程をまとめた動画をご紹介いたします。
こちらは、初回のワークショップでも選択できる作品になるので、気になる方はお気軽にお問い合わせください。
合わせて、YouTube登録と高評価頂けると幸いです。よろしくお願いいたします。