Easy3Dflex(イージー3Dフレックス)について特徴からご使用方法まで分かりやすくご紹介いたします。Powertex入門編です。
この記事の内容
Easy3Dflex イージー3Dフレックスの特徴
Easy3Dflex イージー3Dフレックスはオーガニック製の白い粉末アートマテリアルです。
StoneArtと同様に吸水性の良い素材で、Powertexペイントと組み合わせて利用することが出来ます。乾燥後は硬化し、防水になるだけでなく、自然とひび割れを起こします。
その後、Powertexペイント、Powertex顔料、アクリル絵の具、油絵具での着色も可能です。アンティーク調のアートテイストと相性がとても良いのも特徴になります。立体のオブジェから、アクセサリー、平面絵画としても利用ができます。
ひび割れを表現できる数少ないアートマテリアルです。
Easy3Dflex イージー3DフレックスとStoneArt ストーンアート4つの違い
① 粉末粒子の大きさの違い
Easy3Dflex イージー3Dフレックスの方が細かい粒子となっています。質感としては片栗粉に似ています。
② 乾燥後の違い
乾燥後防水になる点や、軽い仕上がりになる点は一緒です。大きな違いは、Easy3Dflex イージー3Dフレックスの場合乾燥後ひび割れを起こします。
③ 模様付け(スタンプ)が可能か?
Easy3Dflexは可能ですが、StoneArtではできません。
Easy3Dflex イージー3Dフレックスの場合、乾燥前は白玉のような状態になります。そのため、スタンプや型で模様をつけることが出来ます。乾燥と同時に模様に合わせてひび割れが発生します。
一方で、StoneArtは粘土状にした場合は質感が硬く、粘り気もあるため、スタンプをして模様をつけることは難しいです。
④ 接着剤として利用できるか?
StoneArtの場合はPowertexペイントと混ぜ合わせた後、接着剤として利用可能ですが、Easy3Dflex イージー3Dフレックスは乾燥後ひび割れが発生するため接着剤としての利用は向いていません。
StoneArtの詳細については下記記事をご覧ください。
Easy3Dflex イージー3Dフレックスの使用方法
オブジェを作る場合の使用方法の紹介になりますが、絵画や小物を作る場合も基本的に同じになります。
- Easy3Dflexを開ける際は粉が舞う恐れがあるためそっと開けてください。
- 利用したいPowertexペイントをご用意ください。どの色でも利用できますが、少しアイボリーを混ぜて頂くとひび割れを起こしやすくなります。
- Easy3DflexとPowertexペイントをよく混ぜます。割合としては5:5程度で、最初はゴムベラ等で混ぜてください。その後、手で混ぜた際に手に付かない(白玉くらいの硬さ)になるまでEasy3Dflexを増やしながらしっかりと混ぜ合わせます。絵画に利用する際などはパスタ状でも問題ありませんが最低でもEasy3DflexがPowertexに対して20%以上入れてください。
- オブジェの土台(発泡スチロールや木製製品など)にPowertexペイントを塗ります。その際に、PowertexにStoneArtを混ぜでパスタ状にして塗ると、完成後ひび割れの間から見える場所になるためより綺麗な仕上がりになります 。完成後の色も意識するとなお良いです。
- 3で作ったEasy3Dflexを厚さが1cm程度になるように貼り付けていきます。親指の平で押し伸ばすようにするとやりやすいです。薄すぎるとひび割れが起きない場合があります。
- 乾燥後に色を付けます。特に、アンティーク調のスプレーカラービスターが相性が良くおすすめです。
- 約24時間かけて乾燥させます。乾燥中はなるべく太陽光の当たる、湿度が高すぎない場所に置いて下さい。そういった場所をご用意するのが難しい場合は、ドライヤーをかけていただくことをお勧めしています。
Easy3Dflex イージー3Dフレックスの平面と立体作品ご紹介【画像有】
Easy3Dflexは最初コツをつかむのに少し時間のかかるマテリアルかもしれませんが、表現の幅がとにかく広がるマテリアルです!他の商品ではなかなか出せない不自然感、奥深さをぜひ楽しんでくださいね。